diff --git a/051-cpp17-lib-misc-sample.md b/051-cpp17-lib-misc-sample.md index acfd24d..cca32fa 100644 --- a/051-cpp17-lib-misc-sample.md +++ b/051-cpp17-lib-misc-sample.md @@ -321,7 +321,7 @@ int main() } ~~~ -`std::list`のメンバー関数`size`は定数時間であることが保障されているため、このコードにおけるイテレーターを回すループは1回に抑えられる。しかし、`std::sample`は要素数を渡す実引数がないために要素数がイテレーターを全走査しなくてもわかっている場合でも、非効率的な処理を行わなければならない。 +`std::list`のメンバー関数`size`は定数時間であることが保証されているため、このコードにおけるイテレーターを回すループは1回に抑えられる。しかし、`std::sample`は要素数を渡す実引数がないために要素数がイテレーターを全走査しなくてもわかっている場合でも、非効率的な処理を行わなければならない。 もしランダムアクセスイテレーター未満、前方イテレーター以上のイテレーターカテゴリーのイテレーターの範囲から標本を選択したい場合で、イテレーターの範囲の指す要素数があらかじめわかっている場合は、自前でアルゴリズムSを実装したほうが効率がよい。