このチュートリアルでは、python言語からailiaを使用する方法について解説します。 他の言語(C++/C#(Unity)/JNI/Kotlin)からailiaを使用したい場合は、このチュートリアルの一番下にあるリンクを参照してください。
- Python 3.6 以降
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ダウンロードしたailia SDKのzipファイルを展開
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以下のコマンドを実行する(Windowsの場合はコマンドプロンプトやWindows PowerShell、macやLinuxではターミナルで実行)
cd ailia_sdk/python
python3 bootstrap.py
pip3 install .
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評価版ではライセンスファイルをlibailia.dll (libailia.so)と同じ場所に置く必要があります
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Windows/Linuxでは「[python_path]/site_packages/ailia」、macでは「~/Library/SHALO/」に置いてください
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Pythonのsite-packagesディレクトリの位置は、以下のコマンドで確認できます
python3 -c "import site; print (site.getsitepackages())"
- 以下のコマンドでailiaが正しくインストールされたかを確認できます
pip3 show ailia
pip install -r requirements.txt
sudo apt install python3-pip
sudo apt install python3-matplotlib
sudo apt install python3-scipy
pip3 install cython
pip3 install numpy
pip3 install pillow
JetsonではOpenCV for python3がプリインストールされています もしcv2 import errorが発生した場合には以下のコマンドを実行してください
sudo apt install nvidia-jetpack
- Jetson Orinにて使用される場合はailia 1.2.13以降が必要です。
pip3 install numpy
pip3 install opencv-python
pip3 install matplotlib
pip3 install scikit-image
sudo apt-get install libatlas-base-dev
各モデル実行時に以下のオプションを追加することが出来ます。
オプション引数:
-h, --help このヘルプメッセージを表示して終了
-i IMAGE/VIDEO, --input IMAGE/VIDEO
デフォルトの (モデルよって入力ファイル形式が違う)
入力データ(画像やビデオ)へのパスの指定。
ディレクトリが指定された場合は、中にあるそれぞれのファイルに
対して推論が実行される。ファイルの種類の指定は
--ftype引数で指定できる。(デフォルトは画像)
-v VIDEO, --video VIDEO
カメラ入力に対して推論を実行。int型の引数を指定した
場合は、その番号に対応したwebカメラの入力が使われる。
(デフォルトは未指定)
-s SAVE_PATH, --savepath SAVE_PATH
出力ファイルの保存先パス。(画像・動画・テキスト)
(デフォルトは output.png)
-b, --benchmark ベンチマークモード:パフォーマンスを計測するために
同じ入力ファイルに対して5回推論を実行する。ビデオモードでは
使用できない。(デフォルトはオフ)
-e ENV_ID, --env_id ENV_ID
実行環境をenvironment idで指定する。デフォルトでは
ailia.get_gpu_environment_idの返り値が使われる。
(デフォルトは2)
--env_list environment idの一覧を出力する(デフォルトはオフ)
--ftype FILE_TYPE ファイル種類の指定: image | video | audio (デフォルトはimage)
--debug デバック用にログを有効にする。
有効にすることでデバッグログが出力される。
(デフォルトはオフ)
--profile プロファイルモードを有効にする。
有効にすることでパフォーマンスのプロファイルログが
出力される。(デフォルトはオフ)
-bc BENCHMARK_COUNT, --benchmark_count BENCHMARK_COUNT
ベンチマークモードの実行回数を指定。(デフォルトは5回)
画像ファイルを入力し、AIで推論、結果を画像ファイルに保存
python3 yolov3-tiny.py -i input.png -s output.png
動画ファイルを入力し、AIで推論、結果を動画ファイルに保存
python3 yolov3-tiny.py -i input.mp4 -s output.mp4
AIの実行時間を計測
python3 yolov3-tiny.py -b
AIモデルをGPUではなくCPUで実行 (environment ID 0は常にCPU)
python3 yolov3-tiny.py -e 0
選択できる実行環境の一覧を表示
python3 yolov3-tiny.py --env_list
カメラからの入力に対してAI推論を実行 (終了する際はキーボードの「Q」キーを押す)
python3 yolov3-tiny.py -v 0
以下のコマンドでGUIラウンチャーを表示してマウスで実行することも可能。 (一部のモデルは未対応)
python3 launcher.py
- ailia AI showcase for iOS
- ailia AI showcase for Android
- Windows/macOS/Linuxなどのプラットフォーム用はこちらに問い合わせてください
- ailia SDK python Tutorial (EN) (日本語)
- API reference (EN)
- ailia Models (* This site)
- (*) 全てのpython用AIモデルは他の言語(C++/Unity(C#)/Java(JNI)/Kotlin)でも使用することは可能ですが、適切な前処理・後処理のコードをpythonを参考に追加する必要があります。(一部の良く使われるモデルに関してはailiaのdetector API, classifier API, pose APIが提供されています)