-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
/
INSTALL-j
109 lines (79 loc) · 3.95 KB
/
INSTALL-j
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
0. 準備
topdrawer.tar.gz を適当なディレクトリで展開してください。topdrawer
というサブディレクトリが作成され、その中には実行形式、ソース、ドキュ
メント、サンプル集が含まれます。もしお使いのシステムが Linux-2.0.x
で、f2c がインストールされているならば、実行形式 td がそのまま使用
できます。不明の場合は
% ldd td
を実行してください。shared-library (libf2c, libc, libm) の所在が全て
見つかれば実行可能 (のはず) です。Slackware-3.1 等を御使いの場合は、
libf2c が見付からないと文句を言うかも知れません。"README.binaries" を
参照して libf2c.so を導入してください。その他の Linux-2.0.x における
Fortran の諸問題については
http://iris.riken.go.jp/iris/Fortran-FAQ.html
に記述されていますので、参考にしてください。
topdrawer の特に決められた置き場所というのはありません。td をパスの
通っているディレクトリに移すなり、リンクを張るなり、alias を定義する
なりしてください。ただし、後述の "td.el" を使用する場合は、alias に
よる定義は薦められません。また、オンラインヘルプを使う場合は、doc/
ディレクトリ以下の topdrawer4.0.gih の所在を環境変数 TD_HELP に与え
てください。
リファレンスマニュアルは doc/topdrawer.doc です。doc/topdrawer.html
は、HTML 形式に自動変換したものです。これらの内容は古い VMS 版に基
づいているので、README.Linux(-j) を見て差異を確認してください。本版
独自の機能の幾つかは
% td examples/whatsnew.top
でデモンストレートされます。
release-1.2 以降では、Emacs (Mule) から (バッファをセーブせずに)
Topdrawer を起動するための e-lisp "td.el" が添付されています。
詳しくは contrib/elisp/README.elisp(-j) を御覧ください。
1. 実行形式の作成方法
Linux-2.0.x 以外の環境で topdrawer を使おうとする場合は、実行形式を
作成し直す必要があります。次節で述べるシステムに関しては、既に作成
された実行形式が以下に置いてありますので、そちらを利用する方が便利
かも知れません。
ftp://iris.riken.go.jp/pub/topdrawer/td-<System>.gz
topdrawer では UGS (Unified Graphics System) ver.2.10d をライブラリ
として使用しています。UGS がインストールされていない場合には、先ず
UGS ライブラリを作成してください。UGS の所在は以下の通りです。
ftp://iris.riken.go.jp/pub/ugs/ugs.tar.gz
次に topdrawer.tar.gz を展開して作成されたサブディレクトリ topdrawer
に移動して
Imakefile.def
の先頭部分で定義されているシステム名と、UGS ライブラリの所在の定義を
適当に編集してください。それぞれのシステムに関する注意事項は次節を
参照してください。
以下のコマンドを順次実行すると、実行形式 td が作成されます。
% xmkmf
% make Makefiles # 最後の 's' に注意
% make clean
% make all
make install は用意されていませんので、td をパスの通っているディレク
トリに移動するか、リンクを張る等してください。
2. 動作確認されているシステム
現在の所、動作の確認されているシステムは以下に示す通りです。
他のシステムでも、私が動作確認に必要な環境を持っていないというだけで、
通常の UNIX + X11 システムならば移植は容易と思います (多少のソースの
書き換えは必要かも知れませんが)。
・Linux
topdrawer に関する特殊な要請は有りませんが、UGS に関しては INSTALL
を参照してください。
・SunOS-4/5 (Solaris)
X11 アプリケーションが make できるようになっていれば、問題有りません。
・OSF/1, Digital Unix
このシステムの最大の問題は、ポインタが 64-bit であるという事です。
UGS では Graphics Segment (描画データを格納する領域) のアドレスを
INTEGER 配列 (当然ながら 32-bit) に保存しているので、そのままでは
正常に動作するはずが有りません。が、FNAL 版ではこの部分に関して何も
手当てしていませんでした。根本的な書き換えが必要なので、私も気が進み
ません。ソースを追える範囲では運良く難を逃れているようにも思われます
で、f77 のオプティマイズレベルがデフォルト (-O4) のままでは確かにコケ
ます。が、-O1 まで下げると何となく動作するので放っています。一つの
確実な解決方法は、リンク (ld) のオプションに -taso というオプションを
付けて、必ず下位 32-bit にロードされるように指定する事です。
・FreeBSD
基本的には Linux と同様なのですが、標準パッケージの g77 ではうまく
make できないようです。詳しくは INSTALL.FreeBSD を参照してください。
・HPUX
東北大の高橋さんが移植されたそうです。詳しくは INSTALL.HPUX を参照
してください。