Orion Context Broker は多数のライブラリに分かれており、各ライブラリにはいくつかのモジュールが含まれています。モジュールではソースコード・ファイルとそれに対応するヘッダ・ファイルを参照しています。各ライブラリには、src/lib/
下に独自のディレクトリがあります。
基本的にライブラリを初期化し、REST インターフェイスを起動するメイン・プログラムは、独自の src/app/contextBroker/
ディレクトリの contextBroker.cpp
にあります。
ユニット・テストと機能テストは test/
ディレクトリの下にあり、テストやリリース作成に使用されるスクリプトは scripts/
下にあります。
- src : ソースコードと、次のサブディレクトリが含まれています
- app : アプリケーションのソースコードが含まれています。各アプリケーションは別々のサブディレクトリにあります。メイン・アプリケーションである Orion Context Broker は、contextBroker ディレクトリにあります
- lib : ソースコード・ライブラリが含まれています。各ライブラリは別々のサブディレクトリにあります
- test : テストが含まれています。いくつかのサブディレクトリがあります。各サブディレクトリは異なるテスト・スイート/プロシージャに対応しています。最も重要なサブディレクトリは次のとおりです :
- unittest : ユニットテストが含まれています
- functionalTest : "テスト・ハーネス" エンジンに基づく機能的なエンド・ツー・エンドのテストが含まれています
- acceptance : Behave (NGSIv2) または Lettuce (NGSIv1) の Python フレームワークに基づく機能的なエンド・ツー・エンドのテストが含まれています
- scripts : ユーティリティのスクリプトが含まれています。例えば、Orion RPM に含まれるスクリプト、Orion バイナリ自体、テスト・フレームワークで使用されるスクリプトなど
- doc : 以下のサブディレクトリを含むドキュメントが含まれていま :
- apiary : apiary ベースのドキュメント用
- manuals : MarkDown ベースのドキュメント用
- rpm : RPM 構築のためのファイルが含まれています
- etc : etc/ にインストールされているスクリプト。通常、RPM パッケージに含まれています
- docker : Dcoker ファイルが含まれています
- ci : Orion のCI プロセスに必要なファイルが含まれています
- archive : 使用されなくなった古いファイルが含まれていますが、まだ削除するのが適切でないファイルが含まれています