HTMLの書き方を、コードを書きながら学んでいきます。
前回の最後で、フォルダをVSCodeで開いたところで終わっていると思います。
左側にある、エクスプローラータブにカーソルを持って行くと、フォルダ名の横に、記号が出てくると思うので、フォルダを作りたいなら、フォルダマークを、ファイルを作りたいならファイルマークをクリックしてください。
今回は、ファイルマークをクリックしてファイルを作成してください。
ファイル名は、index.htmlとしてください。HTMLのファイルの拡張子は、.htmlです。
ファイルを作成すると、自動的にそのファイルの編集画面が開かれたかと思います。
そこに、次のコードをコピーして貼り付けしてみてください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
</head>
<body>
<h1>Hello, World!</h1>
</body>
</html>
コードが少し崩れてしまったなと思ったら、そのままでも問題ありませんし、Alt+Shift+Fでコードを整形することもできます。
そしたら、コードの書いてある場所を右クリックして、Open with Live Serverをクリック!
すると、ブラウザが立ち上がって、Hello, World!の文字が!成功です!
これが、あなたのHTMLの第一歩!
出てこなかったら、しっかりコピーできているかなど、確認してみてください。
ちなみに、"Hello, World!"部分の文字"Hello, Sora!"などに変えると、再読み込みしなくても自動で反映されます。便利。
とりあえず表示ができたところで、HTMLの説明に移ります。
htmlタグ、headタグ、bodyタグの3つで構成されています。
それぞれの役割や、タグって何?ということを解説していきます。
<>でかこまれたものは、タグと言われます。これがHTMLの特徴で、このタグを駆使してウェブサイトを作っています。
<html>
<!-- この上のタグは、開始タグと言われるタグ。かっこで囲むだけ。 -->
<!-- これはコメント、これで囲むと、ページには表示されない。 -->
<!-- この下ののタグは、終了タグと言われるタグ。かっこにスラッシュで囲む。 -->
</html>
わかりましたか?開始タグと終了タグ。 しかし、すべてのタグに終了タグがあるわけではなく、一部終了タグが存在しないタグもあります。注意。
<!DOCTYPE html>
これは、"この文章が、HTML5で作成されたものです!"と宣言するものです。 昔は
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
とか宣言されていたんですね。これは、HTML 4.01 Transitionalの宣言です。大分シンプルになりました。
これにより、HTMLのバージョンを宣言できるわけです。
この子は、終了タグないです。
<html>
~~~
</html>
これは、この文書がHTMLです!と宣言しています。DOCTYPEはあくまでもバージョンを宣言するタグです。DOCTYPEを除く要素は、このタグの内側に配置されます。
<head>
~~~
</head>
このタグの中には、この文書のタイトルや、著者、説明などなど、文書に関する情報を記述していきます。 タイトル以外は、あまりブラウザに表示されないけれど、検索エンジンのためにいろいろ書いておく感じです。
<body>
~~~
</body>
このタグの中には、この文書の本体を記述していきます。実際にブラウザに表示される部分は、ここに入れます。
もう一度先ほどのコードを見てみましょう。
たしかに、説明の通りに、html、head、bodyタグから構成されています。
<h1></h1>のタグに関しては今回説明しませんでした。後に説明します。
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