From 2b1e1007534a04d6ee2e3b90f092c315c514195f Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: i10416 Date: Thu, 22 Sep 2022 13:27:57 +0900 Subject: [PATCH] fix: address textlint warnings --- src/sbt-usage.md | 88 +++++++++++++++++++++++------------------------- 1 file changed, 43 insertions(+), 45 deletions(-) diff --git a/src/sbt-usage.md b/src/sbt-usage.md index 5002026a8..1a7006340 100644 --- a/src/sbt-usage.md +++ b/src/sbt-usage.md @@ -1,26 +1,26 @@ -# sbt の基本的な使い方 +# sbtの基本的な使い方 ## About -sbt は Scala のコードで使われているデファクトのビルドツールです. +sbtはScalaのコードで使われているデファクトのビルドツールです。 -sbt は以下のような機能を担います. +sbtは以下のような機能を担います。 -- Scala のコンパイラの設定(バージョンやオプションなど)の管理・クロスビルド機能 +- Scalaのコンパイラの設定(バージョンやオプションなど)の管理・クロスビルド機能 - ライブラリをインストールしたりライブラリを公開したりするパッケージマネージャーとしての機能 - ビルドやテストの処理を定義・実行するための機能 - プラグインによるさまざまなタスクの自動化・簡略化の機能 -以下では sbt の基本的な機能を紹介しますが、詳細は[公式ドキュメント](https://www.scala-sbt.org/1.x/docs/ja/Getting-Started.html)を参照してください. +以下ではsbtの基本的な機能を紹介しますが、詳細は[公式ドキュメント](https://www.scala-sbt.org/1.x/docs/ja/Getting-Started.html)を参照してください。 -## Scala のバージョン管理 +## Scalaのバージョン管理 -### 単一の Scala バージョンを管理する場合 +### 単一のScalaバージョンを管理する場合 -Scala のアプリケーションを書く場合、例えばウェブサーバーや CLI ツールを作る場合、特定の Scala のバージョンで書くのが一般的です. +Scalaのアプリケーションを書く場合、例えばウェブサーバーやCLIツールを作る場合、特定のScalaのバージョンで書くのが一般的です。 -例えば現在のディレクトリにある Scala アプリケーションの Scala バージョンを `3.2.0` に指定するには -`build.sbt` に以下のように書きます. +例えば現在のディレクトリにあるScalaアプリケーションのScalaバージョンを`3.2.0`に指定するには +`build.sbt` に以下のように書きます。 ```scala @@ -32,10 +32,9 @@ lazy val app = project.in(file(".")) ### 複数の Scala バージョンを管理する場合 -他の Scala アプリケーションやライブラリから利用するライブラリを書く際は、しばしば複数の Scala バージョン向けに -ライブラリをビルドします. +他のScalaアプリケーションやライブラリから利用するライブラリを書く際は、しばしば複数のScalaバージョン向けにライブラリをビルドします。 -例えば、Scala 2.13.8 と Scala 3.2.0 向けにライブラリをビルドするには次のように書きます. +例えば、Scala 2.13.8とScala 3.2.0向けにライブラリをビルドするには次のように書きます。 ```scala lazy val lib = project.in(file(".")) @@ -45,15 +44,15 @@ lazy val lib = project.in(file(".")) ) ``` -sbt シェルから `++2.13.8 ` とすることで Scala のバージョンを指定して sbt のコマンドを実行したり、 -`+` とすることで crossScalaVersions に指定したすべての Scala バージョンでコマンドを実行したりすることができます. +sbtシェルから `++2.13.8 ` とすることでScalaのバージョンを指定してsbtのコマンドを実行したり、 +`+` とすることで`crossScalaVersions`に指定したすべてのScalaバージョンでコマンドを実行したりすることができます。 ### コンパイラオプションの設定 -sbt からは Java や Scala のオプションを設定できます. +sbtからはJavaやScalaのオプションを設定できます。 -例えば `build.sbt` に以下のように設定することで Scala のコンパイラオプションを変更して deprecated な機能を使っている場合に警告を表示します. +例えば `build.sbt` に以下のように設定することでScalaのコンパイラオプションを変更してdeprecatedな機能を使っている場合に警告を表示します。 ```scala scalacOptions ++= Seq( @@ -62,7 +61,7 @@ scalacOptions ++= Seq( ``` -同様に Java のオプションを指定できます. 以下の例では比較的新しい Java で incubator モジュールを利用する設定を Java Options に渡しています. +同様にJavaのオプションを指定できます。以下の例では比較的新しいJavaでincubatorモジュールを利用する設定をJava Optionsに渡しています・ ```scala javaOptions ++= Seq( "--add-modules=jdk.incubator.foreign", @@ -73,11 +72,11 @@ javaOptions ++= Seq( ## パッケージの管理 -### Scala ライブラリのインストール +### Scalaライブラリのインストール -現在のディレクトリにある Scala アプリケーションから Scala のライブラリを利用する場合、`build.sbt` に以下のように書きます. +現在のディレクトリにあるScalaアプリケーションからScalaのライブラリを利用する場合、`build.sbt` に以下のように書きます。 -`"パッケージのグループID" %% "アーティファクトID" % "バージョン"` という形式です. +`"パッケージのグループID" %% "アーティファクトID" % "バージョン"` という形式です。 ```scala lazy val app = project.in(file(".")) @@ -89,18 +88,18 @@ lazy val app = project.in(file(".")) ) ``` -上の例では Scala 3 向けにビルドされた cats というライブラリのバージョン 2.8.0 を追加しています. +上の例ではScala 3向けにビルドされたcatsというライブラリのバージョン2.8.0を追加しています。 -このように書けば `src/main/scala` 以下にある Scala ファイルから下のようにライブラリをインポートして利用できます. +このように書けば `src/main/scala` 以下にあるScalaファイルから下のようにライブラリをインポートして利用できます。 ```scala import cats.syntax.all._ ``` -### Java ライブラリを追加する +### Javaライブラリを追加する -Scala からは Java のライブラリを利用することができます. アプリケーションに Java ライブラリを追加する場合は以下のように書きます. -Scala のライブラリを追加する場合と違ってネームスペースとライブラリの間にある `%` が1つになっていることに注意してください. +ScalaからはJavaのライブラリを利用することができます。 アプリケーションにJavaライブラリを追加する場合は以下のように書きます。 +Scalaのライブラリを追加する場合と違ってネームスペースとライブラリの間にある `%` が1つになっていることに注意してください。 ```scala lazy val app = project.in(file(".")) @@ -114,22 +113,21 @@ lazy val app = project.in(file(".")) ### JVM以外のプラットフォームからライブラリを利用する -Scala アプリケーションを JVM 向けだけでなく Scala.js や Scala Native 向けにもビルドする場合はライブラリも Scala.js や Scala Native -向けにビルドされたものを利用する必要があります. +ScalaアプリケーションをJVM向けだけでなくScala.jsやScala Native向けにもビルドする場合はライブラリもScala.jsやScala Native向けにビルドされたものを利用する必要があります。 -以下の例は、現在のディレクトリにある Scala.js アプリケーションから Scala.js 向けにビルドされたライブラリを利用する例です. +以下の例は、現在のディレクトリにあるScala.jsアプリケーションからScala.js向けにビルドされたライブラリを利用する例です。 -`libraryDependencies` に与えるライブラリの `%%` が `%%%` になっていることに注意しましょう. -このように書くことで Scala.js 向けにビルドする際は Scala.js 用のライブラリを Scala Native 向けにビルドする際は Scala Native 向けの -ライブラリを解決してくれます. +`libraryDependencies` に与えるライブラリの `%%` が `%%%` になっていることに注意しましょう。 +このように書くことでScala.js向けにビルドする際はScala.js用のライブラリをScala Native向けにビルドする際はScala Native向けの +ライブラリを解決してくれます。 -project/plugins.sbt にプラグインを追加します. +project/plugins.sbtにプラグインを追加します。 ```scala addSbtPlugin("org.scala-js" % "sbt-scalajs" % "1.11.0") ``` -build.sbt を次のように書きます. +build.sbtを次のように書きます。 ```scala lazy val app = project.in(file(".")) @@ -143,11 +141,11 @@ lazy val app = project.in(file(".")) ### テスト時に利用するライブラリを指定する -アプリケーションやライブラリとしては利用しないがテストで利用するライブラリが必要な場合は次のように書きます. -ライブラリ名の後ろに `% Test` があることに注意してください. -このように指定したライブラリはテスト用のコード(一般的には`src/test/scala` 以下にある Scala コード)からしか利用できず -リリースされるアプリケーションやライブラリには含まれません. JavaScript の package.json に含まれる -`DevDependencies` のようなものと考えるとわかりやすいかもしれません. +アプリケーションやライブラリとしては利用しないがテストで利用するライブラリが必要な場合は次のように書きます。 +ライブラリ名の後ろに `% Test` があることに注意してください。 +このように指定したライブラリはテスト用のコード(一般的には`src/test/scala` 以下にあるScalaコード)からしか利用できず +リリースされるアプリケーションやライブラリには含まれません。JavaScriptのpackage.jsonに含まれる +`DevDependencies` のようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。 ```scala lazy val app = project.in(file(".")) @@ -159,17 +157,17 @@ lazy val app = project.in(file(".")) ) ``` -## sbt プラグイン +## sbtプラグイン -sbt ではプラグインを利用してさまざまなタスクを自動化できます. project/plugins.sbt ファイルからプラグインを追加できます. +sbtではプラグインを利用してさまざまなタスクを自動化できます。project/plugins.sbtファイルからプラグインを追加できます。 -試しに、Scala のコードフォーマッター scalafmt を sbt から利用するためのプラグインを project/plugins.sbt に追加してみましょう. +試しに、Scalaのコードフォーマッターscalafmtをsbtから利用するためのプラグインをproject/plugins.sbtに追加してみましょう。 ```scala addSbtPlugin("org.scalameta" % "sbt-scalafmt" % "2.4.6") ``` -これで ターミナル または sbt シェルから scalafmt, scalafmtSbt, scalafmtCheck, scalafmtAll などのコマンドが使えるようになります. +これでターミナルまたはsbtシェルから`scalafmt`・`scalafmtSbt`・`scalafmtCheck`・`scalafmtAll`などのコマンドが使えるようになります。 ```scala sbt scalafmt @@ -178,6 +176,6 @@ sbt scalafmt 他にも - ライブラリのリリースを自動化する `sbt-ci-release` - アプリケーションをさまざまな形式でパッケージングする `sbt-native-packager` -- Scala.js や Scala Native のクロスビルドを簡単にする `sbt-crossproject` +- Scala.jsやScala Nativeのクロスビルドを簡単にする `sbt-crossproject` -などさまざまなプラグインがあります. \ No newline at end of file +などさまざまなプラグインがあります。 \ No newline at end of file