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勉強会第十回:社外勉強会参加のススメ

はじめに

最近「勉強会参加してみたいけど、何から参加すれば良いか分からない」「何か準備が必要だったりするか」といった声を頂く事があるので、私が普段参加しているような外部勉強会について、今回は紹介したいと思います。

社外勉強会とは

その名の通り、社外の勉強会です。有志の方によるLT会や企業主催のものまで、幅広いジャンルの勉強会が存在します。

社外勉強会に参加すると何がイイ?

個人的には「新たな考えや知識を得られる」「実際の活用事例など、生きた情報が得られる」「社外のつながりが出来る」の3つあると考えています。

その1:新たな考えや知識を得られる

  • 特に勉強会だと、自分が普段興味を持つ範囲外の事を知れるきっかけになり、社内で利用されている技術スタック以外の技術を学ぶきっかけにもなります。
  • また、それがたとえ社内で使われている技術だったとしても、社内では常識になっている使われ方が、社外ではデファクトスタンダードでは無い事も多々あります。そういった事に気付けるきっかけにもなり、その「気付き」は何か新しく取り入れたり、変える為のチャンスになる事もあります。

Tip

こういった「知らない世界」に飛び込んでいくには勇気もいりますが、特にオンライン勉強会だと気軽に参加できるのでオススメです。私もよくラジオ感覚で聴いてます。

その2:実際の活用事例など、生きた情報が得られる

  • 新しい技術や考え方が登場した際、公式ドキュメントや書籍を悪戦苦闘しながら読み、検証していく事になりますが、それは他社であっても同様です。勉強会では様々な技術や考え方について、組織での導入や活用事例を聞けることも多いです。そういった「生きた事例」を知る事で、自社でどの様に当てはめていくかをイメージしやすくなります。
  • また先程も述べましたが、現在のデファクトスタンダード等、エンジニアの界隈で共通認識となっているような、ドキュメント上では掴みにくいような技術情報やその背景、そしてトレンドをキャッチアップする良い機会にもなります。

Tip

単なる知識だけでなく、その知識の背景にあるコンテキスト(文脈)や共通認識、歴史を知る事で、知識をより活用しやすい状態とする事ができます。

その3:社外の繋がりが出来る

  • 特にオフラインの勉強会だと懇親会をやっている事もあるので、そういった場で情報交換を行う事が出来ます。懇親会だと、登壇では話せないようなぶっちゃけ話とかもたくさん出てくるので、同業で共通のツラみを分かち合えたり、議論できるのはとても建設的だと思います。(とは言え、基本レベルが高いので中々技術的な会話に参加するのは難しい面もあります。)
  • また、基本的に技術コミュニティはギブ&テイクで成り立っているので、自分もギブしていかないと中々繋がりを作る事は難しい一面もあります。
  • ただ、自分がギブ(=アウトプット)する中で成長していく事も出来ますし、こういった繋がりのお陰で困った時に助け合える事もあります。

Tip

アウトプットとして見せれるものがあると、社外での自己紹介がしやすくなるという一面もあります。(名刺代わりになります。)

勉強会の内容について

先程までは勉強会のメリットについて紹介して来ましたが、ここからは実際に行われている勉強会について紹介していきたいと思います。

勉強会の種類

  • 書籍の輪読会 or LT会 or ハンズオン or カンファレンスなど、様々な形式があります。
  • 個人主催、企業主催、コミュニティ主催など、様々な人・組織が主催しています。
    • 企業主催においては、自社のブランディング・採用のほか、自社サービスの宣伝など様々な面で、開催のメリットがあると思っています。
  • また、開催場所もオンライン or オフライン or ハイブリット開催など形式です。

個人的なオススメ

  • 個人的なオススメは「ハンズオン」系の勉強会や「オフライン開催」のイベントです。
  • ハンズオンは手を動かしながらサービスを触るので理解度が深まりやすいのと、オフラインだと参加者のリアクションから得られる情報もあるので、オンラインよりも得られる情報が多いように感じます。
  • あとは大規模なカンファレンスは、企業の出展ブースや複数会場で様々なセッションがやっていたりと、個人的な興味に基づき参加できて、お祭り感があるので好きです。
  • また、先程も触れましたが懇親会も「ぶっちゃけトーク」が聞けたり、生きた情報が得られるのでオススメです。
  • とはいえ、最初はハードルが高いと思うので、まずは「オンライン」の勉強会から、気になるテーマについてラジオ感覚で参加してみるのが良いかなと思います。

どういったツールで社外勉強会の情報を仕入れる?

  • 特によく使うのがconnpassdookeeperです。
    • これらはエンジニアの勉強会プラットフォームとして、多くのエンジニアや組織に利用されています。
    • まずはconnpassに登録しておくと、色々な勉強会に参加しやすくなると思います。
    • 他にもEventRegistPeatixなども、エンジニア以外の勉強会プラットフォームとして使われていたりします。
  • また、FindyForkwellなど、エンジニア向け転職サービスが勉強会を主催している場合もあります。

私がよく参加している勉強会

JAWS-UG

  • Japan AWS User Groupの略です。Webサイトはこちら
  • 多くの都道府県に支部があり、その他、初心者支部・コンテナ支部・CLI支部などテーマに応じた支部も存在し、各支部がイベントの開催をしています。
  • また、JAWS DAYSやJAWS FESTAといった、数百人~千人規模のカンファレンスの開催もされています。
  • 私もJAWS-UG名古屋のスタッフを2024年度からしています。

名古屋のオフラインイベント

  • スタメンさん、Cloudflare、NGK(名古屋合同懇親会)、CMC Meetupなど様々なイベントに参加しています。
  • 参加者の属性が全く異なり、テーマも全く異なるのが面白い点だと思います。

おわりに/折角なのでイベント参加してみませんか?

  • 勉強会の面白さや魅力が少しでも伝わっていると嬉しいなと思います。
  • オフライン/オンラインの勉強会で「このイベントが気になっているけど、参加するの勇気いる...」みたいな物があれば是非教えてください。

おまけ1

本勉強会後の直近の面白そうなイベント一覧です。

※4月24日時点で5月22,24,25以外は参加する予定。張り切って入れ過ぎました。是非一緒に行きましょう!(または、オンラインの場合は感想でも話しましょう!)。

おまけ2

  • 個人的な考えですが、繋がりを作るという観点では各種SNSアカウントも用意しておくと自己紹介が楽です。
  • 私も某Mさんを参考にしつつ社外に飛び出していったので、よければご参考までに。(フォロー歓迎です!)
サービス アカウント 用途
はてなブログ アキタイムズ アウトプット
GitHub akita アウトプット
connpass y-akita 情報収集
X @yoyoyo_pg 情報収集・アウトプット
Qiita @yoyoyo_pg アウトプット
Speakerdeck @yoyoyopg 登壇資料