Docker Composeの各種定義を.envに移行 + DB GUIツール追加

[m-pyon23]

概要(Overview・Refs Issue)

#4391

• Docker Compose構築の修正・利便性向上

先日の状態からdocker-compose周りの構造(環境変数指定の仕方やDB情報)を変更していますが、まだ日が浅い今のうちに整理しておきたいと考えた次第です。

方針(Policy)

• docker-compose.ymlに直書きしていたport類の設定等を.envに移行(できるだけGit管理外にするため)
• ついでにMySQL,Postgresのバージョン指定もできるように。
• DB GUIツールの追加(phpmyadmin, pgweb)
• DB関連情報を、従来の「Dockerを使用してインストールする」と同一のものに変更
  • DB名：eccubedb → cube4_dev　等
  • 前例に倣い、DBユーザもスーパーユーザーをそのまま使う

EC_CUBEで使用するDATABASE_URL等を、MYSQL_DATABASE等の環境変数から構築するか少し迷いましたが、複雑になるため見送りました

実装に関する補足(Appendix)

テスト（Test)

• 構築したEC-CUBE環境の画面目視、CRUD動作が行えること
• Volumeがない状態で、.env指定の通りMySQL, Postgres共に初期化されること
  • docker-compose down -vでVolumeを落とし、docker-compsoe up -dで再初期化
• compose run-script compileによるDBスキーマ作成ができること
• 各種画面がブラウザからアクセス・機能すること
  • MailCatcher : http://localhost:1080
  • phpMyAdmin : http://localhost:8081
  • pgsql : http://localhost:8082

相談（Discussion）

マイナーバージョン互換性保持のための制限事項チェックリスト

• 既存機能の仕様変更
• フックポイントの呼び出しタイミングの変更
• フックポイントのパラメータの削除・データ型の変更
• twigファイルに渡しているパラメータの削除・データ型の変更
• Serviceクラスの公開関数の、引数の削除・データ型の変更
• 入出力ファイル(CSVなど)のフォーマット変更

レビュワー確認項目

• 動作確認
• コードレビュー
• E2E/Unit テスト確認(テストの追加・変更が必要かどうか)
• 互換性が保持されているか
• セキュリティ上の問題がないか

[m-pyon23]

別の案が出てきたため、一旦本プルリクを取り下げます。

• .envに書くのは本体と混ざるのでやめたい
• phpmyadmin等の便利ツール系は、別のdocker-compose-dev.ymlのような形で用意し、-fオプションでコアの機能以外に追加できるような形を考えたい
• .envを使わない場合にdocker-compose.yml自体をgit管理すると、各自が編集した内容で誤コミットする可能性が考えられるため、docker-compose-template.yml等としてコピーして使うサンプルのような形で提供したい。