学士・修士課程や社会での学習・知的活動に際して必要となる情報探索・情報分析および情報の視覚化・情報利用の能力(情報リテラシー)を習得する。
また、現代社会において情報の収集や発信を行う際に守るべき社会的ルールに関する最低限の知識についても習得を行う。
具体的には、以下の項目を学ぶ。
- PCの基本操作
- 大学が提供する情報サービスの利用法・利用上の注意
- 独立したPCの所有者としてのコンピュータやOSに関する基本的な理解と安全な運用
- 情報処理
- 表計算ソフトを用いた情報処理
- プログラミングの基礎
- レポート作成の技法とワードプロセッサの利用
- プレゼンテーションの技法
受講者は、各自1台ずつパーソナルコンピュータを操作し、与えられた課題に対しレポートを作成し、提出する。 個人のノートパソコンを持参し、それを用いて演習に取り組んでもらっても良い。 教員の指示に従うこと。
本演習は、以下に沿って進める。
表計算ソフトであるMicrosoft Excelの使用法を学ぶ。 仮想的な実験データを取り扱うことで、初歩的な情報処理の手法について学ぶとともに、 Microsoft Wordを用いたレポート作成法について簡単に触れる。
4回に渡って、数値計算用プログラミング言語Fortran90の利用法を学習する。
- プログラミング1
- プログラミング2
- プログラミング3
- プログラミング4
これまで学習したプログラミング技術を用いて、実験レポートなど、科学技術的文章の作成法について学ぶ。
これまで学習したFortran90を、現実の問題に応用する方法を学ぶ。
- 数値計算1
- 数値計算2
- 数値計算3
上記の数値計算の結果の発表を通して、 これまでの学習内容を振り返るとともに、科学技術的な内容の発表手法を学ぶ。
計算機サーバなどで用いられるLinuxの使用法を学ぶ。 基本的なコマンド操作法を学ぶとともに、これまで作成したプログラムをコマンド操作から実行する方法について知る。