nablarch-example-web

master	develop

Nablarchアプリケーションフレームワークを利用して作成したウェブExampleアプリケーションです。

実行手順

1.動作環境

実行環境に以下のソフトウェアがインストールされている事を前提とします。

• Java Version : 8
• Maven 3.0.5以降

以下は、本手順では事前準備不要です。

ソフトウェア	説明
APサーバ	このアプリケーションはTomcat8を使用しています。waitt-maven-pluginはTomcat8へのアプリケーションのデプロイ、起動を行います。（起動前にエンティティクラスの作成とアプリケーションのコンパイルを別途行う必要があります。）
DBサーバ	このアプリケーションはH2 Database Engine(以下H2)を組み込んであるため、別途インストールの必要はありません。

2. プロジェクトリポジトリの取得

Gitを使用している場合、アプリケーションを配置したいディレクトリにて「git clone」コマンドを実行してください。 以下、コマンドの例です。

$mkdir c:\example
$cd c:\example
$git clone https://github.com/nablarch/nablarch-example-web.git

Gitを使用しない場合、最新のタグからzipをダウンロードし、任意のディレクトリへ展開してください。

3. アプリケーションのビルド

3.1. データベースのセットアップ及びエンティティクラスの作成

まず、データベースのセットアップ及びエンティティクラスの作成を行います。以下のコマンドを実行してください。

$cd nablarch-example-web
$mvn generate-resources

実行に成功すると、以下のようなログがコンソールに出力され、nablarch-example-webディレクトリの下にtargetディレクトリが作成されます。

(中略)
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO] BUILD SUCCESS
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
(中略)

3.2. アプリケーションのビルド

次に、アプリケーションをビルドします。以下のコマンドを実行してください。

$mvn compile

実行に成功すると、以下のようなログがコンソールに出力されます。

(中略)
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO] BUILD SUCCESS
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
(中略)

4. アプリケーションの起動

最後にwaitt-maven-pluginを実行し、組み込みTomcatを起動させます。以下のコマンドを実行してください。

$mvn waitt:run

起動に成功すると、自動的にアプリケーションのログイン画面が表示されます。 以下のログインID、パスワードでログインできます。

ログインID	パスワード
10000001	pass123-

5. DBの確認方法

1. http://www.h2database.com/html/cheatSheet.html からH2をインストールしてください。

2. {インストールフォルダ}/bin/h2.bat を実行してください(コマンドプロンプトが開く)。
   ※h2.bat実行中はExampleアプリケーションからDBへアクセスすることができないため、Exampleアプリケーションを停止しておいてください。

3. ブラウザから http://localhost:8082 を開き、以下の情報でH2コンソールにログインしてください。 JDBC URLの{dbファイルのパス}には、nablarch_example.mv.dbファイルの格納ディレクトリまでのパスを指定してください。
   JDBC URL：jdbc:h2:{dbファイルのパス}/nablarch_example
   ユーザ名：NABLARCH_EXAMPLE
   パスワード：NABLARCH_EXAMPLE