これは、日本語プログラミング言語「なでしこ3(Web版)」で作ったプログラムを配布したい場合に便利なパッケージです。 なでしこで作ったゲームやツールを一般配布するのにご利用ください。
- Windows/macOS用の配布パッケージ(バイナリ)が用意されています。以下より対象OSのパッケージをダウンロードするだけです。
- ダウンロード(nadesiko3webkit/relaases)
- なお、macOS版はv3.4.21からApple Sillicon専用になりました。それ以前のバージョンはユニバーサルバイナリです。
- 配布キットの解説ページ
- 配布キットの使い方や配布キットのみで使える命令についての使い方は、こちらをご覧ください。
Linuxの場合、簡単な手順でアプリのビルドが可能です。Ubuntu/Debianではコマンドラインで以下のようにしてパッケージを作成できます。
# Go言語のインストール
$ sudo apt install golang git webkit2gtk-4.0 chromium
# リポジトリを取得
$ git clone https://github.com/kujirahand/nadesiko3webkit.git
# ビルド
$ cd nadesiko3webkit
$ go get -u
$ bash batch/build-linux-chrome.sh
$ bash batch/build-linux-webview.sh
ソースからビルドする場合は、Go言語が必要になりますが、なでしこ3(Web版)のプログラムを配布したいだけであれば、
なでしこ3で作ったプログラムを配布するには、Electronを使う方法もありますが、本プロジェクト(nadesiko3webkit)を使うと、OSにインストールしたChromeのコンポーネントを使ってなでしこ3を実行するので、配布サイズが小さく手軽にプログラムを配布できるというメリットがあります。簡単なプログラムであれば、ZIP圧縮して5MB程度の配布サイズになります。
-
- 以下のコマンドを実行するとビルド
rem --- WebView版をビルドする場合
.\make_webview_win.bat
rem --- Lorca版をビルドする場合
.\make_lorca.bat
- Electronを利用したなでしこ3配布キットもあります。配布サイズは大きくなりますが、より安定した環境で動作させることが可能です。
本ライブラリを構築するには、Go言語が必要です。
必要なモジュールを取得します。
go get -u
以下のいずれかのバッチを実行します。
# WebViewを使う場合(mac/win)
./make_webview_mac.sh
.\make_webview_win.bat
# lorca(Chrome)を使う場合(mac/win) - ただし「Chromeは自動テスト...によって制御されています」と表示されます
./make_lorca.sh
.\make_lorca.bat
batchフォルダ以下のバッチを実行します。
./update_nadesiko3.sh