Okocraft独自の様々なWorldGuardフラグを追加するプラグイン。WorldGuardExtraFlagsでも実装されていないような細々としたフラグを追加するために開発された。
OkocraftがハードフォークしたWorldGuardに依存する。また、ProtocolLibがあると、xxx-death-message
系のフラグの副作用が減る。
バージョン 1.19 以上のSpigotまたはPaperサーバーを用意する。それより古いminecraftバージョンでも動くかもしれないが保証しない。
- Okocraft版のWorldGuardをビルドしてインストールする。
- 本プラグインをビルドしてインストールする。
- ProtocolLibをインストールする。(オプション)
ビルドする際は、本レポジトリをクローンしてコンソールから \.gradlew.bat build
または ./gradlew.sh build
を実行すれば、build/libs
フォルダにjarファイルが生成される。
フラグ一覧。
ビルドフラグは
- passthroughを許可していないかつ保護主が存在する保護内では非メンバーに対して自動的に禁止される
- 保護外では自動的に許可される
という挙動をするフラグである。つまり、保護内では勝手にフラグの保護が提供される。例えば villager-trade
なら、保護さえしてしまえば非保護メンバーは保護内の村人と取引できない。
そういった挙動をするのが以下のフラグである。
villager-trade
stateフラグ。保護内にいる村人取引が可能かどうかを制御するdamage-named-entity
stateフラグ。保護内にいる名前をつけたエンティティを攻撃できるかを制御するvehicle-entry
stateフラグ。保護内に乗り物に乗った状態で侵入できるかどうかを制御する
保護内外で挙動が変わらず、禁止すれば禁止されるし許可すれば許可されるフラグ。保護しても、自主的にフラグを設定しなければ意味のないフラグである。
passthrough-outside-beacon
stateフラグ。保護外にあるビーコンの効果を保護内にいるプレイヤーに及ぼすかどうかを制御するpassthrough-inside-beacon
stateフラグ。保護内にあるビーコンの効果を保護外にいるプレイヤーに及ぼすかどうかを制御するsend-death-message
stateフラグ。保護内で死亡したとき死亡ログを送信するかどうかを制御するreceive-death-message
stateフラグ。保護内にいるとき死亡ログを受信するかどうかを制御するisolate-death-message
stateフラグ。保護内で死亡したときは保護外に死亡ログを送信するかどうかかつ、保護外で死亡したときは保護内に死亡ログを送信するかどうかを制御するraid
stateフラグ。保護内に襲撃の中心地点がある場合、襲撃の発生、敵の出現、報酬の付与を制御するegg-spawn-chick
stateフラグ。保護内に着弾した卵からひよこが生まれるかどうかを制御する もともと生まれない卵からひよこが生まれるようになることはなく、あくまで生まれるのが確定している場合に、それをキャンセルするかどうかを制御する
xxx-death-message
のフラグの死亡ログをフィルタリングする際、死亡ログを一度削除してシステムメッセージとして再送信するという実装である。そのため
- 死亡ログを変更および隠蔽するプラグインの挙動を壊すことがある
- デススクリーンに表示される死亡ログが消える
という副作用がある。
ProtocolLibをインストールしておくとプレイヤーのチャット欄に表示するメッセージを直接的にキャンセルして、上記副作用を無視できる。