CIのLinux環境にSwift 5.10を追加する

[omochi]

現在の標準のSwiftバージョンである5.10をCIに追加します。

これによって、CLIツールとしてのcartonが 5.10 で ビルド できるかどうかがテストされます。

ただし、ビルド後の 実行 については、実際のところテストされません。
carton コマンドはホスト環境で実行されますが、
その先のプラグインとフロントエンドコマンドについては、
cartonが管理・インストールする swift 5.9.2 ツールチェーンが使われるからです。

なお現状、wasmビルドについては $ swift test が動かないという既知の問題がありますが、
上述の通りでテストの実行は 5.9.2 が使われるので、
特に問題は生じないはずです。

将来の目標

mac について

mac環境は別の作業とします。

5.10 での実行について

上述の通り、 wasmで $ swift test は動きません。
ただし、wasm executableは動くので、
carton-frontend dev は、 5.10 でビルドした wasm executable を乗っけて、
同じく 5.10 でビルドした carton-frontend dev を直接使って、
起動することが可能です。

このように、 carton によるツールチェーンを迂回して、
直接 frontend を動かす利用方法の自動テストを今後実装するつもりです。