IRKit Clone on ESP8266
SWITCH SCIENCEのESPR IR 赤外線ボードhttp://ssci.to/2740でIRKit互換のAPIを実装しました。
Android, ios のIRKit対応アプリでセットアップ、ボタン登録、操作が可能です。
ポートの変更等を行えば、ESP-WROOM-02の自作ボード等でも使用可能です。
コンパイル済みのバイナリーファイルもあっぷしました。 以下の手順で書き込めば手っ取り早く試せます。
必要なもの
- ESPR IR 赤外線ボードhttp://ssci.to/2740
- FTDI USBシリアル変換アダプタhttp://ssci.to/1032
- Flash Download Tools
- binファイルをダウンロード
- Flash Download Tools(ESP8266 & ESP32)をダウンロード
- Flash Download Tools を7zip等で展開
- 赤外線ボードとシリアル変換アダプタを接続してボードのジャンパピンをPROGに接続、USBケーブルをパソコンにさす
- ESPFlashDownloadTool を起動
- ESP8266 Download Tool ボタンを押す
- ファイル、COMポートなどを設定し、STARTボタンを押す
- FINISHが出たら、ボードのジャンパピンを外して、電源を入れなおす
ここが詳しいです。http://trac.switch-science.com/wiki/esp_dev_arduino_ide
この辺を参考に2.4.0-rc1以上に更新してください。 https://www.mgo-tec.com/arduino-esp8266-latest-releases-howto
2.3.0はメモリーリークしているので数分で落ちます(^^;
環境に合わせてESP8266IRKit.inoの定数を変更してください。 Espr IR赤外線ボードの場合は変更は必要ありません。
- const int send_pin = 14; 赤外線出力ポート
- const int recv_pin = 5; 赤外線入力ポート
電源を入れるとアクセスポイントになっています。
スマホのIRKit対応アプリで初期設定を行ってください。
初期パスワードは0000000000です。
Wifi環境設定後は、ブラウザでアクセスすると簡易的なコンソールが使用できます。
IPアドレス、ホスト名はスマホアプリで確認できます。
- GET
GET /message動作です。
学習させるリモコンのボタンを押して、GETをクリックでパラメータを取得できます
- POST
POST /message動作です。text areaの内容を送信します
- IFTTT PARAM
text areaの内容でIFTTTのレシピに登録するパラメータを作成します。
- ケース
3Dプリンターで作成してみた。 ABSなので出力時に101%に拡大しているので注意。