WindowsにCentos,Apache,MariaDb,PHP環境を構築します。
構築後確認したバージョンは以下になります。
- CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)
- Apache/2.4.6
- 5.5.56-MariaDB MariaDB Server
- PHP 7.1.10
windows8.1 Pro
bash環境の用意、ssh接続が可能になるので便利です。
https://git-for-windows.github.io/
CentosをVirtualBox上に構築します。
ダウンロード
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
VirtualBoxの操作、Centosの設定、プロビジョニングなどに使用します。
ダウンロード
https://www.vagrantup.com/downloads.html
Vagrantについての概要は以下を参考
https://www.vagrantup.com/docs/
https://qiita.com/kidach1/items/e63c1607705178aa257c
インストールが完了したら下記インストール確認を行い、Vagrant Pluginを導入します。
コマンドを実行してください。
vagrant plugin install vagrant-vbguest
以下のコマンドを実行します。
git --version
ssh -V
vagrant --version
結果
git version 2.6.2.windows.1
OpenSSH_7.1p1, OpenSSL 1.0.2d 9 Jul 2015
Vagrant 2.0.0
仮想マシンの構成ファイルを落とします。 任意の作業フォルダで行ってください。 例) ~/dev/
git clone https://github.com/yusaru/provision.git
フォルダ構成
- Vagrantfile
仮想マシンを構築する設定ファイルです。
以下デフォルト値です。適宜設定を変更してください。- マシン名:cos7
- プライベートネットワーク:192.168.30.10
- provision/base.sh
仮想マシン構築後の初期設定です。- git,ruby,itamaeをインストールします。
- itamaeはchef,ansibleのようなプロビジョニングツールです。
簡単なのでこちらでプロビジョニングします。 - git,rubyはitamaeをインストールするのに必要です。
- recipes
itamaeの設定ファイルです。
setup.rbをを実行してapache,php,mariadbを自動インストールします。- mariadbのルートパスは
password
です。
変更する場合はmariaDb.rb
の設定値を変更してください。 - firewallはDisableです。必要に応じて立ち上げてください。
- mariadbのルートパスは
仮想マシンの起動
Vagrantfileと同じディレクトリで行います。
vagrant up
初回はBoxファイルをダウンロード、インストールするため時間がかかります。
起動が完了したらSSHでログインします。
デフォルトのユーザ、パスワードはvagrant,vagrantになっています。
vagrant ssh
もしくは
ssh vagrant@192.168.30.10
192.168.30.10
はVagrantfileで設定されたアドレスになります。
以下コマンドを実行するとApache,MariaDb,PHPを自動インストールと設定、起動と永続化を行います。
vagrant ssh -c "itamae local /vagrant/provision/recipes/setup.rb"
サーバ監視(munin)、サーバ管理(ajenti)ツールをインストールする場合は、
.\provision\recipes\setup.rb
の以下2つをコメントアウトしてください
include_recipe "./Ajenti/ajenti.rb"
include_recipe "./Munin/munin.rb"