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[Docs] add japanese translation (basic part) (qmk#7461)
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3 people authored and HokieGeek committed Feb 21, 2020
1 parent d866c68 commit 78ddbd8
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227 changes: 227 additions & 0 deletions docs/ja/cli.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -0,0 +1,227 @@
# QMK CLI

<!---
original document: d598f01cb:cli.md
git diff d598f01cb HEAD cli.md | cat
-->

このページは QMK CLI のセットアップと使用方法について説明します。

# 概要

QMK CLI を使用すると QMK キーボードの構築と作業が簡単になります。QMK ファームウェアの取得とコンパイル、キーマップの作成などのようなタスクを簡素化し合理化するためのコマンドを多く提供します。

* [グローバル CLI](#global-cli)
* [ローカル CLI](#local-cli)
* [CLI コマンド](#cli-commands)

# 必要事項

CLI は Python 3.5 以上を必要とします。我々は必要事項の数を少なくしようとしていますが、[`requirements.txt`](https://github.com/qmk/qmk_firmware/blob/master/requirements.txt) にリストされているパッケージもインストールする必要があります。

# グローバル CLI :id=global-cli

QMK は、QMK ビルド環境のセットアップ、QMK の操作、および `qmk_firmware` の複数のコピーの操作を容易にできるインストール可能な CLI を提供します。これを定期的にインストールおよび更新することをお勧めします。

## Homebrew を使ったインストール (macOS、いくつかの Linux)

[Homebrew](https://brew.sh) をインストールしている場合は、タップして QMK をインストールすることができます:

```
brew tap qmk/qmk
brew install qmk
export QMK_HOME='~/qmk_firmware' # オプション、`qmk_firmware` の場所を設定します
qmk setup # これは `qmk/qmk_firmware` をクローンし、オプションでビルド環境をセットアップします
```

## easy_install あるいは pip を使ってインストール

上のリストにあなたのシステムがない場合は、QMK を手動でインストールすることができます。最初に、python 3.5 (以降)をインストールしていて、pip をインストールしていることを確認してください。次に以下のコマンドを使って QMK をインストールします:

```
pip3 install qmk
export QMK_HOME='~/qmk_firmware' # オプション、`qmk_firmware` の場所を設定します
qmk setup # これは `qmk/qmk_firmware` をクローンし、オプションでビルド環境をセットアップします
```

## 他のオペレーティングシステムのためのパッケージ

より多くのオペレーティングシステム用に `qmk` パッケージを作成および保守する人を探しています。OS 用のパッケージを作成する場合は、以下のガイドラインに従ってください:

* これらのガイドラインと矛盾する場合は、OS のベストプラクティスに従ってください
* 逸脱する場合は、理由をコメントに文章化してください。
* virtualenv を使ってインストールしてください
* 環境変数 `QMK_HOME` を設定して、ファームウェアソースを `~/qmk_firmware` 以外のどこかにチェックアウトするようにユーザに指示してください。

# ローカル CLI :id=local-cli

グローバル CLI を使いたくない場合は、`qmk_firmware` に付属のローカル CLI があります。`qmk_firmware/bin/qmk` で見つけることができます。任意のディレクトリから `qmk` コマンドを実行でき、常に `qmk_firmware` のコピー上で動作します。

****:

```
$ ~/qmk_firmware/bin/qmk hello
Ψ Hello, World!
```

## ローカル CLI の制限

グローバル CLI と比較して、ローカル CLI には幾つかの制限があります:

* ローカル CLI は `qmk setup` あるいは `qmk clone` をサポートしません。
* 複数のリポジトリがクローンされている場合でも、ローカル CLI は常に `qmk_firmware` ツリー上で動作します。
* ローカル CLI は virtualenv で動作しません。そのため依存関係が競合する可能性があります

# CLI コマンド :id=cli-commands

## `qmk cformat`

このコマンドは clang-format を使って C コードを整形します。引数無しで実行して全てのコアコードを整形するか、コマンドラインでファイル名を渡して特定のファイルに対して実行します。

**使用法**:

```
qmk cformat [file1] [file2] [...] [fileN]
```

## `qmk compile`

このコマンドにより、任意のディレクトリからファームウェアをコンパイルすることができます。<https://config.qmk.fm> からエクスポートした JSON をコンパイルするか、リポジトリ内でキーマップをコンパイルすることができます。

**Configurator Exports での使い方**:

```
qmk compile <configuratorExport.json>
```

**キーマップでの使い方**:

```
qmk compile -kb <keyboard_name> -km <keymap_name>
```

## `qmk flash`

このコマンドは `qmk compile` に似ていますが、ブートローダを対象にすることもできます。ブートローダはオプションで、デフォルトでは `:flash` に設定されています。
違うブートローダを指定するには、`-bl <bootloader>` を使ってください。利用可能なブートローダの詳細については、<https://docs.qmk.fm/#/ja/flashing>
を見てください。

**Configurator Exports での使い方**:

```
qmk flash <configuratorExport.json> -bl <bootloader>
```

**キーマップでの使い方**:

```
qmk flash -kb <keyboard_name> -km <keymap_name> -bl <bootloader>
```

**ブートローダのリスト**

```
qmk flash -b
```

## `qmk config`

このコマンドにより QMK の挙動を設定することができます。完全な `qmk config` のドキュメントについては、[CLI 設定](ja/cli_configuration.md)を見てください。

**使用法**:

```
qmk config [-ro] [config_token1] [config_token2] [...] [config_tokenN]
```

## `qmk docs`

このコマンドは、ドキュメントを参照または改善するために使うことができるローカル HTTP サーバを起動します。デフォルトのポートは 8936 です。

**使用法**:

```
qmk docs [-p PORT]
```

## `qmk doctor`

このコマンドは環境を調査し、潜在的なビルドあるいは書き込みの問題について警告します。

**使用法**:

```
qmk doctor
```

## `qmk json-keymap`

QMK Configurator からエクスポートしたものから keymap.c を生成します。

**使用法**:

```
qmk json-keymap [-o OUTPUT] filename
```

## `qmk kle2json`

このコマンドにより、生の KLE データから QMK Configurator の JSON へ変換することができます。絶対パスあるいは現在のディレクトリ内のファイル名のいずれかを受け取ります。デフォルトでは、`info.json` が既に存在している場合は上書きしません。上書きするには、`-f` あるいは `--force` フラグを使ってください。

**使用法**:

```
qmk kle2json [-f] <filename>
```

****:

```
$ qmk kle2json kle.txt
☒ File info.json already exists, use -f or --force to overwrite.
```

```
$ qmk kle2json -f kle.txt -f
Ψ Wrote out to info.json
```

## `qmk list-keyboards`

このコマンドは現在 `qmk_firmware` で定義されている全てのキーボードをリスト化します。

**使用法**:

```
qmk list-keyboards
```

## `qmk new-keymap`

このコマンドは、キーボードの既存のデフォルトのキーマップに基づいて新しいキーマップを作成します。

**使用法**:

```
qmk new-keymap [-kb KEYBOARD] [-km KEYMAP]
```

## `qmk pyformat`

このコマンドは `qmk_firmware` 内の python コードを整形します。

**使用法**:

```
qmk pyformat
```

## `qmk pytest`

このコマンドは python のテストスィートを実行します。python コードに変更を加えた場合、これの実行が成功することを確認する必要があります。

**使用法**:

```
qmk pytest
```
126 changes: 126 additions & 0 deletions docs/ja/cli_configuration.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -0,0 +1,126 @@
# QMK CLI 設定

<!---
original document: d598f01cb:cli_configuration.md
git diff d598f01cb HEAD cli_configuration.md | cat
-->

このドキュメントは `qmk config` がどのように動作するかを説明します。

# はじめに

QMK CLI の設定はキーバリューシステムです。各キーはピリオドで区切られたサブコマンドと引数名で構成されます。これにより、設定キーと設定された引数の間で簡単かつ直接的な変換が可能になります。

## 簡単な例

例として、`qmk compile --keyboard clueboard/66/rev4 --keymap default` コマンドを見てみましょう。

設定から読み取ることができる2つのコマンドライン引数があります:

* `compile.keyboard`
* `compile.keymap`

これらを設定してみましょう:

```
$ qmk config compile.keyboard=clueboard/66/rev4 compile.keymap=default
compile.keyboard: None -> clueboard/66/rev4
compile.keymap: None -> default
Ψ Wrote configuration to '/Users/example/Library/Application Support/qmk/qmk.ini'
```

これで、毎回キーボードとキーマップを設定することなく、`qmk compile` を実行することができます。

## ユーザデフォルトの設定

複数のコマンド間で設定を共有したい場合があります。例えば、いくつかのコマンドは引数 `--keyboard` を受け取ります。全てのコマンドでこの値を設定する代わりに、その引数を受け取る全てのコマンドで使われるユーザ値を設定することができます。

例:

```
$ qmk config user.keyboard=clueboard/66/rev4 user.keymap=default
user.keyboard: None -> clueboard/66/rev4
user.keymap: None -> default
Ψ Wrote configuration to '/Users/example/Library/Application Support/qmk/qmk.ini'
```

# CLI ドキュメント (`qmk config`)

`qmk config` コマンドは基礎となる設定とやり取りするために使われます。引数無しで実行すると、現在の設定を表示します。引数が指定された場合、それらは設定トークンと見なされます。設定トークンは以下の形式の空白を含まない文字列です:

<subcommand|general|default>[.<key>][=<value>]

## 設定値の設定

設定キーに等号 (=) を入れることで、設定値を設定することができます。キーは常に完全な `<section>.<key>` 形式である必要があります。

例:

```
$ qmk config default.keymap=default
default.keymap: None -> default
Ψ Wrote configuration to '/Users/example/Library/Application Support/qmk/qmk.ini'
```

## 設定値の読み込み

設定全体、単一のキー、あるいはセクション全体の設定値を読み取ることができます。1つ以上の値を表示するために複数のキーを指定することができます。

### 全体の構成例

qmk config

### セクション全体の例

qmk config compile

### 単一キーの例

qmk config compile.keyboard

### 複数キーの例

qmk config user compile.keyboard compile.keymap

## 設定値の削除

設定値を特別な文字列 `None` に設定することで、設定値を削除することができます。

例:

```
$ qmk config default.keymap=None
default.keymap: default -> None
Ψ Wrote configuration to '/Users/example/Library/Application Support/qmk/qmk.ini'
```

## 複数の操作

複数の読み込みおよび書き込み操作を1つのコマンドに組み合わせることができます。それらは順番に実行および表示されます:

```
$ qmk config compile default.keymap=default compile.keymap=None
compile.keymap=skully
compile.keyboard=clueboard/66_hotswap/gen1
default.keymap: None -> default
compile.keymap: skully -> None
Ψ Wrote configuration to '/Users/example/Library/Application Support/qmk/qmk.ini'
```

# ユーザ設定オプション

| キー | デフォルト値 | 説明 |
|-----|---------------|-------------|
| user.keyboard | None | キーボードのパス (例: `clueboard/66/rev4`) |
| user.keymap | None | キーマップ名 (例: `default`) |
| user.name | None | ユーザの github のユーザ名。 |

# 全ての設定オプション

| キー | デフォルト値 | 説明 |
|-----|---------------|-------------|
| compile.keyboard | None | キーボードのパス (例: `clueboard/66/rev4`) |
| compile.keymap | None | キーマップ名 (例: `default`) |
| hello.name | None | 実行時の挨拶の名前 |
| new_keyboard.keyboard | None | キーボードのパス (例: `clueboard/66/rev4`) |
| new_keyboard.keymap | None | キーマップ名 (例: `default`) |
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