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hanya edited this page Jun 15, 2013 · 2 revisions

MRI バージョン 1.0 以降でマクロをサポートしており、付属のマクロをメインメニューの Macros - bundle.py から実行できます。付属のマクロモジュールはメインメニューから利用できるマクロ以外のものも含んでいます。

このドキュメントではマクロメニューから実行できる付属マクロについて説明します。

Table of Contents

Inspect Elements of Index Container

現在の com.sun.star.container.XIndexAccess インターフェースをサポートしているインデックスコンテナにあるすべての要素をインスペクトします。

Inspect Elements of Named Container

現在の com.sun.star.container.XNameAccess インターフェースをサポートしている名前付きコンテナにあるすべての要素をインスペクトします。

Inspect Elements of Enumeration Container

現在の列挙型コンテナに含まれるすべての要素をインスペクトします。ターゲットは com.sun.star.container.XEnumerationAccess または com.sun.star.container.XEnumeration インターフェースをサポートしていなければいけません。

Inspect Elements of Sequence

現在の一次元シークエンスのすべての要素をインスペクトします。

Inspect Accessible Children

アクセシブル階層構造のすべての子要素をインスペクトしようとします。この項目を使用するとフリーズする可能性があります。

Inspect Data Sequence of Chart

com.sun.star.chart.ChartDocument サービスをサポートしているチャートドキュメントをターゲットとして実行します。すべてのデータシークエンスがインスペクトされます。

Diff

現在のターゲットを他の MRI インスタンスから取得できるターゲットと比較します。

Diff in History

現在のターゲットを履歴から選択したものと比較します。

Modifiable Configuration

メインメニューの Targets - Configuration から生成されたコンフィグレーションターゲットは変更できません。しかし、この項目から生成したターゲットは変更、更新ができます。

Import Macros

MRI の設定で指定したディレクトリに自分用のマクロファイルを保存できます。このマクロは他のユーザーへ配布できます。

py, zip, tar.gz, tar.bz2 ファイルからマクロディレクトリへファイルをインポートできます。

マクロをコピーして、zip、tar.gz、tar.bz2 アーカイブへ入れてください。そのアーカイブへ README ファイルを入れておくと、パッケージを配置するときに表示されます。

Reload Property Values

現在のターゲットのプロパティ値の表示を強制的にリロードします。どこかからプロパティ値を変更してそれを表示に反映させたいときに使用します。

Reload Macros Menu

マクロメニューを再生成します。マクロメニューは静的に生成され、ファイルの変更は確認されません。そのため、マクロを再読み込みするにはこの項目を使用してください。この項目はマクロを書く人に役に立つものです。

Reload Current Code Generator

現在コードを生成するために使用されているジェネレータモジュールを再度読み込みます。コードジェネレータに変更があった場合にこの項目を使用してください。コードジェネレータを書く人に役立つものです。

Small Console

このマクロはインタラクティブに Python で MRI またはターゲットになにかできます。

なにかにアクセスするための次の変数が用意されています。

  • console: コンソール自身。
  • ctx: コンポーネントコンテキスト。
  • create: この関数はインスタンス化したいサービス名をひとつ受け取ります。追加で初期化引数のタプルを受け取ることもできます。
  • uno: uno.py
  • mri: MRI インスタンス。
  • :
  • : console.help() のためのテキスト。
mri 変数は現在のターゲットをインスタンス変数として持っています。そのターゲットに次のようにしてアクセスできます。
 >>> obj = mri.current.target

target インスタンス変数は実際のオブジェクトへの参照を保持しています。