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how_to_use_with_mindstorms_ev3
etrobo環境を用いて、実機向けのビルドと転送を行うことができます。
アプリケーションローダを実行して、生成されたアプリケーションのバイナリファイルをEV3にロード&実行することができます。
アプリケーションローダは、予め、その uImage をSDカードのルートフォルダにコピーしておく必要があります。
① SDカードをPCに挿します。
② エクスプローラのPC
からSDカードのドライブを選択し、ボリューム名部分をクリックして「EV3RT」変更します
※ etrobo環境でのEV3オートマウント機能は、EV3(SDカード)のボリューム名が「EV3RT」から始まるものでなければ動作しません。 そのため本手順にて、ボリューム名を「EV3RT」に変更しています。
※ 未フォーマットの場合は「FAT32」でフォーマットをおこなってください
③ SDカードにアプリケーションローダ(uImage)をコピーします。
デフォルトのアプリケーションローダの uImage は、下記に保存されています。
/home/<ユーザー名>/etrobo/ev3rt-1.0-release/sdcard/uImage
下記コマンドにて、SDカードにuImageをコピーします。
ev3 install
④ コピーが完了したら、必ず、PC上で「外部記憶装置を取り出す」処理をしてから、USBケーブルを抜きます。
⑤ SDカードをEV3に差し込んで、EV3の電源を入れてEV3RTのアプリケーションローダを起動します
ローダのGUIメニューが表示されたら起動は成功です
① SDカードをEV3に挿し、EV3のアプリケーションローダを起動します。
② EV3とPCをUSBケーブルで接続します(PC側はUSBスタンダートのA型、EV3側はミニUSBのB型)。
③ PC上でEV3RTのSDカードが外部記憶装置として認識されますので、以下のコマンドでアプリケーションがビルドされ、EV3に転送されます。
make app=<アプリケーションのフォルダ名> up
以下、サンプルプログラム(helloev3)の例です。
make app=helloev3 up
※この時、Windowsではマウントにsudoers権限が必要であるため、たまにパスワードを聞かれます。その時はログインパスワードを入力してください。
一度app=
を指定してビルドすると、2回目以降はこれを省略し、make up
だけでビルドと転送も可能です。
④ コピーが完了したら、必ず、PC上で「外部記憶装置を取り出す」処理をしてから、USBケーブルを抜きます。
① アプリケーションローダのメニューで、「SD card」を選択し、上下ボタンで実行したいアプリケーションを選び、選択ボタンを押すとアプリケーションを実行できます。
戻るボタンを押すと、アプリケーションを終了し、ローダのメニューに戻ります。別のアプリケーションをロードすることができます。
- このEV3オートマウント機能は、EV3(SDカード)のボリューム名が「EV3RT」から始まるものでなければ動作しません。
- Windows - エクスプローラの
PC
からドライブを選択し、ボリューム名部分をクリックして変更 - Mac - デスクトップのドライブアイコン下のボリューム名部分をクリックして変更
- Linux -
mlabel
コマンドで変更できますが、Windows/Mac上で行った方が速いと思われます
- Windows - エクスプローラの
- EV3に挿入されているSDカードに、EV3RTのアプリケーションローダがインストールされている必要があります。
以下、Windows 10 21H2で確認した手順を示します。EV3RT公式サイトでは別途Bluetoothスタックをインストールするよう指示はありますが、この必要は現在はありません。
- 上の手順に従ってSDカードをセットアップし、USBケーブル接続状態で起動します。
- etrobo環境から
ev3 name
でデバイス名を確認します。適切なデバイス名ではない場合(ETロボコン参加者の方はデバイス名について別途指示があります)ev3 name <デバイス名>
で変更してください。 -
ev3 pin
でBluetooth PINコードを確認します。ETロボコン参加者の方でデフォルト以外のPINコードを設定する場合は(極めて強くお勧めします)、ev3 pin <数字4桁のPINコード>
で変更してください。 - 「Windowsスタートボタン」→「設定」→「デバイス」を開きます。
- 「Bluetoothとその他のデバイス」が開くので、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選択します。
- 「デバイスを追加する」から「Bluetooth」を選択します。
- しばらく待つと、2.で確認または設定したデバイスが表示されますので、それを選択します。
- 「<デバイス名>のPINを入力してください」に3.で確認または設定したPINコードを入力し「接続」ボタンを押します。
- 「デバイスの準備が整いました!」と出たら接続に成功しています。「完了」ボタンを押します。
- タスクトレイ(画面の一番右下)にあるBluetoothアイコンを右クリックします。
- コンテキストメニューから「パーソナル エリア ネットワークへ参加(J)」を選択すると、「デバイスとプリンター > Bluetooth パーソナル エリア ネットワーク デバイス」が開きます。
タスクトレイにBluetoothアイコンがない場合は以下の手順で開いてください:
- 「Windowsスタートボタン」→「設定」(または「設定」の「ホーム」に戻り、)「ネットワークとインターネット」を開きます。
- 「ネットワークの詳細設定」から「アダプターのオプションを変更する」を選択します。
- 「Bluetooth ネットワーク接続」をダブルクリックすると、「デバイスとプリンター > Bluetooth パーソナル エリア ネットワーク デバイス」が開きます。
- しばらく待っていると2.で確認または設定したデバイスが表示されるのでそれを選択し、「接続方法」メニューから「アクセス ポイント(A)」を選択します。
- 「接続に成功しました」というダイアログが一瞬表示されたら接続に成功しています。
- EV3本体のEV3RT Consoleから「Load App」を選択します。
- 「Bluetooth PAN」を選択します。
- 「Receive App File」画面の状態で、
make up
またはev3 cp
を利用すると、Bluetooth経由でアプリが転送されます。
- IPアドレスを手動で変更して、この画面に表示されているBT PAN IP Addrが「10.0.10.1」以外の場合は、
scripts/ev3.sh
の15行目をそのアドレスに変更してください。
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