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sim_mac

Shin Kuboaki edited this page Jul 20, 2021 · 5 revisions

etroboパッケージインストール前の動作環境構築手順(macOS)

Macの場合、開発環境がOSとXcodeに統制されているため、そのままでは動作環境を合わせることが困難です。

そこでetroboパッケージでは、まずHomeBrewを用いたツールチェーンサンドボックス「BeerHall」をホームディレクトリに構築し、その上でDebian向けBashスクリプト群を動作させることにより、最低限のOS依存部分を修正するだけでWindows/Linuxと共通のスクリプトで動作するようになっています。

BeerHall上では、/usr/localにも/usr/optにもパスを通さず、またBeerHallフォルダから外の場所には、cleanで元通りにできる数個のファイル[^1]を除いて一切の書き込み/上書きを行っていませんので、既にHomeBrewやMacPortをインストールしている方でも安心してご利用いただけます。 ただし、インストールには1時間程度かかります。etroboパッケージ自体の更新時にBeerHall自体の再インストールは必要ありませんので、初回だけと気長にお待ちください。

※インストールには管理者権限が必要です。自分に管理権限のないMacにインストールする際には、必ず管理者と相談してください。

Visual Studio Codeのインストール

既にインストールされている場合は不要です。 インストールされていない方は、こちらDownload for Macボタンを押してダウンロードし、起動するインストーラの指示に従ってください。

Visual Studio Codeインストール後の設定(インストール済みの人も)

VSCodeを起動した後、 Shift + Command + P キーでコマンドパレットが開くので、そこに >install code (>は最初から入ってる)ぐらい入力すると、 シェル コマンド: PATH 内に 'code' コマンドをインストールします が出てくるので、それを選択してください。

インストール直後は英語環境で起動しますので、Shift+Command+Xキーで「拡張機能」を開き、一番上の検索窓へJapaneseぐらい入力すると、Japanese Language Pack for Visual Studio Codeと表示されているっぽいものが一番上に表示されますので、そのInstallボタンを押します。

その他、C/C++など、お好みで必要な拡張機能をインストールしましょう。 このドキュメントの作成には、Github Markdown PreviewPaste Imageを使用しています。GitHubのプライベートリポジトリでプロジェクト開発をする際に便利です。


[^1]:これらは ./startetrobo_mac.command clean すると適切に削除できます。具体的には、/usr/local/lib/libfl*(ファイルが存在していた場合、*.BeerHallTmpとしてバックアップしてあるので、これを復旧します)、/etc/bash_BeerHall(単に削除します)、/etc/bash_vscode~/.bash_profile~/.zprofile(BeerHallセクションのみ削除、元々空だった場合はファイル削除します)、および~/BeerHallフォルダ(単に削除します)です。