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sim_win_setup_in_proxy

TANAHASHI, Jiro edited this page Jul 7, 2022 · 7 revisions

Proxy環境下でのセットアップ (Windows版) (2021.05.22)

この作業が必要なのは、何らかの事情でWSL1にて動作をさせている方のみです。

WSL2ではWindows側のプロキシをそのまま利用して動作しますので、WSL上での設定は不要です。

Windows(WSL) は Start ETrobo.cmd 内で wsl コマンドを直接起動しているため、
プロキシ用環境変数が反映されません。そのため wget, git は個別にプロキシの設定が必要です。

1.Ubuntu(WSL) の apt, git, wget, gem コマンド及び ~/.profile ファイルにProxy 用の設定を行う。

[apt]

/etc/apt/apt.conf に以下を記述する。

Acquire::http::Proxy "http://proxy_server:port";
Acquire::https::Proxy "http://proxy_server:port";

[git]

以下のコマンドを実行する。

$git config --global http.proxy http://proxy_server:port
$git config --global https.proxy http://proxy_server:port

[wget]

~/.wgetrc に以下を記述する。

http_proxy=http://proxy_server:port/
https_proxy=http://proxy_server:port/

[gem] (shellのインストール)

以下のコマンドを実行する。

$gem install shell -p  http://proxy_server:port

参考:まくまくRubyノート>プロキシ経由でgemコマンドを利用する

[~/.profile]

~/.profile に以下を記述する。

export HTTP_PROXY=http://proxy_server:port/
export HTTPS_PROXY=http://proxy_server:port/

定義した環境変数を子プロセスに継承させ、参照出来るようにするためには、exportが必要です。

proxy_server, port は組織で指定されたものを記述する。

環境変数http_proxyにプロキシ設定が済んでいる場合、コマンド実行時は指定不要。

gemコマンド例

$gem install shell

または、特権ユーザーで実行。(-Eオプションを忘れずに。)

$sudo -E gem install shell

2.Start ETrobo.cmd を起動する。

Start ETrobo.cmdについては、こちらをご覧ください。

  • 注1. WSLのホームに空の startetrobo ファイルがある場合は,消してからStart ETrobo.cmd を再度実行します。
  • 注2. セットアップの途中で etrobocon.cybozu.com のユーザ名,パスワードの入力を求められたら Enter だけで進めてください。
    (ETロボコンシミュレータ2021 Ver.4.47-publicがインストールされます。)

Install etrobo Environment: finish と表示され、VSCodeが起動したら、シミュレータのアップデートを実行する。
( セットアップ完了後 VScode内では環境変数が有効になるので cli-kintone が使用可能になります。)

3.最新版シミュレータのインストール

セットアップ完了時に起動している VSCode でターミナルを開いて以下のコマンドを実行する。

~/etrobo$ update sim

途中、以下のようにメッセージが表示されたらetrobocon.cybozu.com のユーザ名パスワードを入力する。

Download etrobosim2020_X.Y_win.tar.gz from cybozu kintone app
Log in to etrobocon.cybozu.com ... or hit ENTER key simply if you don't have such account
UserName: ユーザ名
Password: パスワード(※表示されません)